会津身しらず柿

会津を代表する果物で、特に古くから栽培され毎年皇室にも献上されている「会津身しらず柿」。            

会津若松市街の御山(おやま)地区には、なだらかな山裾にたくさんの柿畑があり、秋から晩秋にかけて、
たわわに実った柿の実が夕日に照らされてとても美しい風景が広がります。最近では「身しらず柿」と書く場合が多いようですが、実は
「身不知柿」と漢字で書いていました。             

名前の由来には諸説あるようで、「こんな美味しい柿は今まで知らなかった」と江戸の将軍様が言ったからというのと、
「身のほど知らずに、大きく実ってしまって枝まで折ってしまう」からや、「あまりの美味しさに我が身を考えずに食べ過ぎてしまう」
からなどと言い伝えられています。               

渋柿なので収穫後は焼酎で渋抜きしてから食べますが、ご存知の通り会津は東北有数の酒処。市内には10軒ほどの蔵元があり、
渋抜きには、その酒を造るときにでる副産物の焼酎を使います。ということで会津は古くから焼酎の生産量も多かったそうです。
                             

黄金色に染まる秋の景色の中で、ひときわ彩を添える身しらず柿ですが、収穫も終わると会津は間もなく冬。
採らないで枝に残された柿の実は、一つ一つに雪が積もって、まるで綿帽子をかぶったよう。
雪が止んだ後に青空がでたりすると柿の実の色と冬の青空、そして雪のコントラストがとても綺麗です。
                                                            

原瀧や今昔亭では秋に「身しらず柿」が収穫されるようになると、デザートだけでなくお料理の素材としても大切に使われます。
大きくて甘くてクリーミーな「会津身しらず柿」を使ったお料理を一度お試し下さい。そして今年の秋(11月初旬)には、
ぜひ夕日の中の柿畑を見にいらして下さい。

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