「十日市」と呼ばれています。
400年以上の伝統を誇る年中行事で会津地方の市(いち)では、
もっとも賑わいます。
起源は至徳元年(1384年)までさかのぼり、葦名直盛が鶴ヶ城
の前身である黒川城を築いたときから始められたも、蒲生氏郷の時
代からとも伝えられています。
どんな雪のときでも続いており、この市が立って会津の松が開ける
といわれ、市内中心部(神明通りを中心)に出店が並び買い求める人
たちで賑わいます。
買い求める縁起物は2つあります。「風車」と「起き上がり小法師
([こぼし]とこちらでは呼びます)」です。
「風車」は、
何事もよく回るように、仕事やお金まわりがよくなり、まめに
元気に頑張れるようにという願いを込められています。
「起上り小法師」は、
蒲生氏郷が、下級藩士の内職として作らせたと言われており、
小さな張子の重心が底にあり、転んでも起きあがることから名
づけられた言われてます。
忍耐強く、七転び八起き・・・転んでもすぐに起きあがれるよ
うにとの願いが込められています。
また、必ず家族より1個多く買い、神棚に供えます。
この1個は、家族や財産が増えるように、また厄をみんな背負
ってくれるとの意味があります。
昨年3月に民主党渡部恒三氏が党幹部に配った様子がTVで放
映されり一躍全国区になった会津の代表的民芸品です (*^,^*)
また、昨日テレ朝系で放映された「白虎隊」でも酒井峰治が浅
井小夜子から起上小法師を預かるシーンが流れていました。
さて「十日市の日は荒れ模様」などと、こちら会津では言われてお
ります。
1967年〜2006年の40年間の1月10日の若松の気象状況で
荒れる印象を以下で集計しました。
(1)平均気温0度以下〜24回
(2)最高気温0度以下〜7回
(3)最低気温0度以下〜36回
(4)最大瞬間風速10m/s以上〜22回
(5)日降雪1cm以上〜24回
上記の5つの条件が全て揃ったのが過去40年間に5回あります
年 平均 Max Min max 降雪 最深積雪
1999 -2 -0.8 -3.8 14.4 26 31
1988 -2.7 -1.5 -3.5 14.3 14 19
1975 -2.5 -0.4 -3.5 10.6 37 31
1967 -3.4 -1.3 -5.1 16.2 5 13
また悪天候の条件を、4つ以上合致で13回(32.5%)
3つ以上合致で20回(50%)
3つ以上合致というのは、そもそも会津の冬ですので当然ですネ(^^ゞ
10年に1度くらいは真冬日で、突風で降雪も多いケースが見受
けられますが、有意性は見出せず、
「初市で縁起物を求める人出が多い+穏やかな晴天では無い」場合
が多く「十日市は荒れる」という「印象」がありそうです。
本日15時ころの玄関前を切り撮って起上小法師とともに・・・


yumeguriさん
おけましておめでとうございます!
ついにまとまった雪が降りましたね。。
そちらは吹雪でしたか?彡(-_-;)彡ヒューヒュー
ところで…
平日にひとりで宿泊した場合の
親密価格についてメールいただければ幸いです。
非常にずうずうしいお願いですが…
マーモセットさん
あけましておめでとうございます。なんでもお気軽にメルください。
取り敢えず、右上のinfo宛てのメルアドあてに「blog担当へFW願うm(_ _)m」とでも入れてお送りくださいませ(^^ゞ
ブログはちゃんと毎日見てますから~柱|-^)v
ひゃー! すごい雪の量。
雪見酒♪雪見酒♪